ぶどう園の農夫の例え

聖書の話です。興味のない方はここで踵(きびす)を返すのである。
分かった?


前提として・・・
日雇い労働者は公園に集まり仕事をくれる雇い主を探す。
すぐに見つからなければずっとそこで待つしかない。


ぶどう園の園主が朝八時に公園に行き日雇い労働者を日給で雇った。
数時間後、園主は公園に行き、別の人を同じ給料で雇った。
夕方また同じように別の人を雇った。
仕事が終わり、すべての人に約束の日給を払ったら
朝から働いていた者が不平を言った。
「1時間働いた人間と丸一日働いた人間がどうして同じ給料なのか?」
園主は言った。お前との約束は守っている。文句を言うな。
俺は1時間しか働かなかった人間にも同じ日当を払いたいのだ。


そしてこの文章の前にはこんな文言が入っている。
*「神の国はこのように例えられる」


この例え話を理解するのは難しい。
日本人なら丸一日働いた人の意見に同意するだろう。
私もそう思う。普通なら時給で計算するよな。
1時間働いた人間と一日働いた人間が同じ給料なら
もう誰も丸一日働かないよ。
だが*の言葉を読めば少し理解が変わって来る。
ぶどう園は天国、園主は神。
ぶどう園に入るのに早いも遅いもない。
ぶどう園に行って働こうとすることが大事なのだ。
こんな風に読み解く説法をネットで見つけて「なるほど!」と思った。


仕事があるから半日しかボランティアできない時、
「あの野郎、半日で帰りやがった。」と思う人は誰もいない。
「半日でも来てもらって嬉しい、助かった。」が普通。
これに似ているかもしれない。
    


聖書の解釈はいろいろあり、今日書いたものは私見です。

コンサート

9/16 生まれ故郷の長崎でコンサートに出る。
長年、教会音楽のコーラスをやっていて、久しぶりに舞台に立つ。
しかし、ここで問題発生。
ステージで着るスーツが小さくなっている。
スーツが小さくなるわけはないので自分が太ったのだけど。
あと三日間で少しと痩せないとスーツが入らない。
息を止めて無理すれば入るけど、それでは歌えない。
果たしてダイエットは成功するのでしょうか?
この曲など5曲を歌います。
私はテノールパートで、高い音を小さな音でずっと
歌い続けなければなりません。非常に苦しい歌唱です。
でも頑張りますぜ。

筑後川 5秒*遅れの 花火かな

*はあくまでも個人の印象です。


昨日の夜、夕食を食べていたらなにやらボーンボーンと音が聞こえた。
別に気にすることもなかったが、延々と続くので外に出てみたら
花火大会の音だった。そういえば昨日は筑後川花火大会。
遠く西の空に大きな花火が打ちあがっていた。


花火は音が遅れて聞こえる。離れているとそれが顕著。
一般的に音速は15℃で秒速340m(気温が上がると速度は上がる)
としているから、5秒だと1700mか。
自宅から花火大会が行われている場所までは、
実際はもっと距離はある。調べたら10k以上。
という事は10000÷340=29秒。まさかの数字。


正式な音速の公式を調べたら 距離=331.5+0.6×温度 
なのでこれを昨日の気温35度を代入すると352.5m
かかった時間が5秒なら 352.5×5=1762.5m となる。
1762m  と 10km。違い過ぎる。
打ち上げの場所が違っていたのだろうか?
何か別の要素があるのだろうか? だれか教えて。


以下 kurumefan より引用。
「筑後川花火大会」は、慶安3年(1650年)、
久留米藩2代藩主有馬忠頼公が水天宮に社殿社地を寄進し、
その落成にあたって発揚したのが始まりで、
360年以上の歴史ある花火大会。
それまで「水天宮奉納花火大会」といわれていたものが、
昭和40年に『筑後川花火大会』と名前が変更になりました。