沖縄~LCC

丁度去年の今頃、ひどい風をひいて1か月以上病身に身をやつしていた。
咳や高熱や体の節々の痛み・・・耳鼻科を受診し、薬を飲んでも
症状は治まらず、延々とまさに不健康なくらしを続けていた。
その時天気予報を見ると「沖縄、最高気温20度」の文字。
20度? 久留米はその頃猛烈な寒波で最低気温は氷点下、
最高が5~8度~ぐらいだったと思う。
「暖かいところへ行けば、風邪が治るかも、そうだ! 沖縄へ行こう」
と、沖縄行きを決断。
格安チケットを検索かけると、ピーチ航空なるものが存在した。いわゆるLCC。
値段は福岡→那覇、片道3980円から。 なんですと? 3980円。
早速往復で1万円ぐらい、ネット予約で簡単にチケット購入。
でもなんで手数料(一枚540円)てのがかかるんだろうね?
それも料金に組み入れればよいのに。組み入れたらその分値段が高くなり、
「ピーチ=安い」のイメージが崩れるから? 
更に、このLCCの運賃の格差。曜日、時間帯、繁忙期かどうか、で
ものすごく運賃が変わる。正規料金などクソ食らえ!てか?
LCCがどんなものか、存在だけは知っていたが、中身を知ってさらに
驚きの連続であった。LCCユーザーにとっては当たり前のことが
超ビギナーの自分にとっては、?????


フライト当日、福岡空港に行き、LCCのカウンターを探すが・・・ない。
ないはずはない、と必死に探したらありました。無人の機械たち。
チェックイン機に「出発60分前からチェックイン機は稼働します。」の張り紙。
預ける荷物はもちろん有料。出発はもちろん一階の出発ロビーからバスで飛行機まで。
飲み物のサービスは無し。CAさんが客席を回り、飲み物や食べ物/グッズなどの
機内販売を行っている。コーヒー1杯、200円。頼む人は少ない。
と言うより、ほぼいなかった。


音楽や映像(映画など)のサービスは1ミリもない。雑誌や新聞も見当たらない。


那覇空港について到着ロビーに向かうが、何やら変なところに連れていかれる。
カーゴ(貨物)エリアに着いた。やはりそこは発着ロビーというより、倉庫。
カーゴエリアは制限区域だから一般車両は入れない。
だからシャトルバスが来るのを待つしかない。
そこから那覇空港の本チャンのビルにシャトルバスで向かうのだが、連絡が悪く、
なかなか到着しない。旅客の数が多かったのか、1台ではまったく足りず積み残し。
空港から市内へ向かうモノレールにたどり着いたのは、到着後1時間を経過していた。
到着したのが夜だったので、その日はそのままホテルにチェックイン。
翌日から、2日間のんびり沖縄で過ごし、体もほぼ回復。さすが南国。