ボランティア5日目

今日作業を行った家は農業をされている方で、
作業小屋を兼ねたビニールハウスには収穫された玉ねぎ(とても大きいサイズ)が
山のように積んでありました。
そこで年配の女性が丁寧に出荷準備をなさっていました。
話しを聞くとかなりの畑が冠水して、出荷できなくなったとのこと。
本当に御気の毒です。

作業の内容は自宅の床下の泥出し。
既に畳は剥いであり、一部屋は既に完了。残りの四部屋を14名でせっせと・・・
しかし、とにかく暑い。室内には風がソヨとも吹かない。
水分を取っても、取っても、とてものどが渇く。
そして誰もトイレには行かない・・・不思議。汗となって出ていくからだろう。
自宅にいるときには1時間に一回は行くのになぁ。

家の方に話しを聞くと、とにかく被害が大きすぎて、
自分達ではどうにもならないと、諦めかけていた。
しかし、ボランティアの方に来ていただいて、
ものすごいスピードで作業が進んでいくのを見て、本当に嬉しかった。
この言葉は我々をさらに勇気づける。
畳の部屋は、根太を外して作業効率を上げ、ほぼ完了したのだが
台所と風呂場は床板が外せなので、他のスペースから狭い床下に潜り込んで作業。
さすがにここは終わらせられなかった。

関西から車で駆け付け、ヘッドライトを持参して黙々と作業する兄弟、
腹ばいになって必死に泥をかき出す70歳の男性、
全身泥だらけになりながら、笑顔で泥を運ぶ熊本人・・・この人達スゴイわ。
オーナーさん、たくさん差し入れありがとうございました。