9/4(日)33回目 側溝

今日の作業はオヤジ組、7名。
関東から1名、佐賀から1名、残りは県内各地より。
関東組はわざわざ休暇を取って朝倉へ。


作業内容は、側溝のフタを取って、詰まった泥を搬出。
バールが必要だと、指示書に書いてあったが、すっかり忘れたまま現場に到着。
依頼者宅にドでかいバールが2本あって難を逃れた、と思ったが。
確かにバールはあるのだが、側溝のフタが開かないのだよ。
バールでフタをゴリゴリさせながら、少しずつずらすもなかなか外れない。
最後にはアスファルトの地面を浮き上がらせながら、
やっとの思いでフタを10枚ほど外す。
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フタのレベルは道路のアスファルトと同じレベルになっている。
多分フタをしてからアスファルトを敷いているから、フタをあげると
アスファルトも一緒に持ちあがってしまう・・・そういう状態。
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一部のフタはセメントで駐車場や玄関の入り口と一体化しており、外すことは不可能。
その長さ150センチ、が3本。


フタが外れた部分は簡単に泥を掻き出せるのだが、ふたが外れていない部分の泥が
上手い事掻き出せない。途中に、何か障害物がある。いったい何?と思ったら、
側面に岩が残っておる。意味不明。何故、側溝の中に岩?
依頼者によると、この住宅地を作るときに、正式な土建業者ではない業者が
側溝を作ったから、らしい。側溝の幅も一定ではないし、だいちU字溝を使っていない。
フタのサイズもまちまちで、とにかくすべてがテキトー。
しかし、オヤジさんたちは知恵を集め、力を合わせ、この難関を乗り越えた。
バールや金属・木製の長い棒で詰まった土を柔らかくし、ジョレンで掻き出す。
それを両方向から何回も繰り返しながら、少しずつ歩を進め、やっとのことで開通。


フタをはめる時も大騒動。
外したフタがカチンとハマってくれない。
ギッチギチの状態でフタがはめてあったので、一度外すと簡単には元に戻らない。
またバールにお世話になり、フタの側面をガツガツとはつる。
最後に3人が一斉にでフタに飛び乗り、ピシャッとハマる。何とか解決。
動画にすると簡単なんだろうが、文字にするとた~いへん。