9/23(土・秋分の日)43回目 

210号線バイパス沿いに咲いたリコリス。薄い黄色。


須川地区へ、十畳の和室の泥出し。
以前作業に来た須川地区は川の氾濫で、川が大きくえぐれている。
護岸が崩れ、今は大きな土嚢で代用している。
和室が4部屋あり、そのうち3部屋は既に泥出しが終わり、
今日は最後の一部屋。家具を動かし、ふすまや障子を撤去しようとするが
長い年月の間に鴨居が下がり、ふすまや障子がなかなか外れない。
数人で鴨居を押し上げ、何とか力業で外す。


3部屋目の畳が外してあったので、それを元の部屋に戻そうとするのだが、
今度は畳の配置が分からない。
南がどっちか、東がどっちか? 畳の裏に書いてある文字が読めない。
依頼者さんもよく把握できていない模様。
あ~でもない、こ~でもないと悩んでいたが、大勢で悩んでも仕方ないので、
”悩む人”を数名残して、他は4部屋目の畳はがし、泥出しを始める。
畳にはチョークで番号を書き、配置図を作成した。
畳板に番号が振ってあったので、番号順にまとめて置く。
泥出しは、わりと簡単。泥の量も少ないし、水分も適度に飛んでいるので楽な仕事。
排出した泥を運び入れる場所が、住宅から200メートルも離れているのが唯一の難点。
3部屋目の畳の配置はいつの間にか終わっていた。
泥出し終了後、薬剤をまき、畳板を敷き、畳を入れる。
家具や障子・ふすまをはめ込むも、やはり入らない。
外した時と同様、鴨居を持ち上げて、強引にはめ込む。
畳や廊下を雑巾がけして、終了!! お疲れ様でした。
泥を出し、畳を拭き上げたせいなのか、部屋の湿気が減ったような感じがした。