赤とんぼ


夕焼、小焼の、あかとんぼ、
負われて見たのは、いつの日か。

山の畑の、桑の実を、
小籠(こかご)に、つんだは、まぼろしか。

十五で、姐(ねえ)やは、嫁にゆき、
お里の、たよりも、たえはてた。

夕やけ、小やけの、赤とんぼ。
とまっているよ、竿の先。


の桑の実。
お隣の中野さんの畑で黒く熟している。
中野さんの許可を得て、試食。
思ったほどは甘くなかった。
やはり人間が品種改良して作った果物は、ウマイ。