水害発生しました

超長文です。
長文がお好きでない方はここで潔くGO BACKですよ。


一昨日からの大雨で水害が発生した久留米市草野町。
ここが私の家(左の草が茂っている所)と隣に流れる川です。
左上の端に屋根が少しだけ見えます。
幸いなことに家屋の浸水被害は最小限で済みました。
庭が冠水する前に床下の換気口に「フタ」をすることができたからです。


ガードレールの左側が河川、右側が道路です。
日曜の夜からの雨で増水した川に、砂防ダム工事で使っていた
大きなパイプが流されて橋に引っ掛かり、そこへ山からの土砂が
どんどん堆積し川をせき止め氾濫しました。
土砂が堆積し、オーバーフローする状況をすべて見ました。
せき止められた川は最大で8M位の長さになりました。
不思議な光景でした。地形がどんどん変わっていくのです。
あふれた水は道路や畑を川にしてしまいます。あっという間にです。
この地区(耳納山北麓)の雨の量が500ミリをこえたので、
この川のサイズでは処理できる水量ではなかったのかもしれません。
昨日昼前から二台のユンボが入り、川の浚渫が始まりました。
土砂はものすごい量でした。もし浚渫が遅れていたら自宅は床上まで
水が入ったでしょう。作業をしてくれた業者さんに心から感謝しました。
~ここまで一昨日~昨日(7/9・10)のことです
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本当に怒涛の一日だった。今日(7/11)の出来事を書いてみる。


アサイチに区長から連絡があり、「全家庭訪問・被害の調査するので
手伝ってくれ」と電話あり。30軒ほど回った。
あちこちで「昨晩は怖かったでしょう?」とねぎらいを受ける。
疲れていたのであっという間に眠ってしまい、
「そうでもなかったですよ」と返事する。
後で隣町の土石流被害の話を聞いて、ちょっと怖かった。
みなさんそれを心配してのあの言葉だったわけ。
のんきすぎるオレ。


調査から戻ったら丁度市の水道課の人の訪問を受ける。
上水道のパイプが豪雨で破損したので、
一昨日夕方、市役所の水道課に連絡していたから。
現場を説明し、「工事はいつになるか分かりません。」の
言葉を戴く。仕方ないよ、この状況だもんな。
そこで近所のおばあさんから電話。電気がつかないと。
訪問したらブレーカーが落ちていた。5分で退散。


そのあと保育園の園庭の泥出し作業に加わる。
男性は二人だけ、後はみな女子。久しぶりのドカタは体に優しくない。
昼の弁当を提供してもらい、その後地区の老夫婦(A)の家庭訪問をして
午後4時に買いだし補助の予定を入れる。
もう一軒、一人暮らしの老人B宅へ避難を勧めるため訪問。
玄関まで水が迫ってきていたためだったが爺Bさんに断られる。
「水が来たら必ず隣家へ逃げて下さい」としつこく念押し。
午後1時、泥出し作業再開。男性が一人増えて3人になり作業が捗る。
3時少し前に作業終了、足腰がガタガタいうのを初めて聞いた。(誇張デス)


3時15分から仮眠、10秒で入眠、30分寝た。
予定より10分早く買い出しのA爺さん自宅に来る。
お礼に冷凍のブルーベリーをもらう。
車で15分走ってスーパーで買い物。通行止めの道路があるので
いつもの三倍の時間がかかった。
自宅へ戻り、溜まった台所の洗い物を抱えて集会所へ。
そこの台所を借りて洗い物15分。これは区長の了解済み。
洗い物が終わったら洗濯物を抱えてコインランドリーへGO!
洗濯をスタートさせたら温泉へGO!
とろとろのお湯で疲れが吹き飛ぶ。
入浴後再びコインランドリーへ戻り、乾燥200円分。
その間、林真理子の「大原御幸(おおはらごごう)」を読む。
スーパーへ行きで夕飯を物色。総菜とパンと牛乳・ヨーグルト。
夕食を済ませてこのブログに取り掛かる。120分かかって終了。


日曜夜からのたった三日間の事なのに何週間にも感じました。
隣町の被害は自分の町とは比べ物にならないくらい大きい。
こちらが落ち着いたら手伝いに行こうと思ってます。


一日お疲れさまでした、自分。


長い文を読んでくださり皆さんお疲れ様でした。