晴耕晴読

朝倉ボランティアセンター(vc)は、金曜~日曜の活動になったので
平日は、のんびり過ごしている。のんびりし過ぎている。
午前中は庭の草むしり、午後から読書三昧。
先週借りてきた 乙川優三郎著「霧の橋」・・むふふふ、なかなか面白い。
テンポが良く、途中ストーリーが少しだけ「読めなくなる」ところが良い。
大きく外れるのではなく、少しだけ道を逸れ、またすぐに戻って来る、そんな感じ。
だから記憶力があいまいになってきたオヤジでも、何とか筋をつなげることができる。
言葉に関しては、普通の人が「なんと読む?」「意味が分からない」と思わせる言葉を少しだけ使っている。「これくらいは知っておけよ。」と挑発されている気がする。
自分にとっては、それを推測するのが、読む楽しみだよん。


この作家さん、時代ものだけかと思ったら、現代ものも書いている。
「かずら野」というのも借りてきているので、これを読んでしまったら、
次は現代ものでも借りてくるか。


1997年講談社