今日も黒川行き

昨日に引き続き黒川へ。
今日は個人宅の泥出し。
時々ボランティアで一緒になるUさんが昨日一緒だった千葉から来ているOさんと
一緒に黒川で作業することになったというので私も一枚かませてもらった。
8時45分、いつもの甘木水の文化村で落合い、私の車に乗り合って、現場の黒川へ。
午前9時に到着。既にWさんが作業していて合流。
相変わらず一人黙々と作業するWさん。Wさんは昼ご飯を食べないので有名な人。
そして、二人分の仕事をする。


この家にはおじいさんが一人で住んでいて、被災した当日は北側の裏山から
家の中に濁流が流れ込んできたらしい。
玄関と北側の部屋は全部腰ぐらいまで泥が堆積していた。
畳が散乱し、家具がひっくり返り、泥の海の中に炬燵が鎮座していた。
濁流に流されたのか、南側の部屋のサッシはなくなっていて、
周囲から丸見えのスッポンポン状態。
しばらく泥出しをしていたら黒川復興プロジェクトのメンバーが重機とトラックを
配置してくれて、作業がドンドン進む。

この家の庭に掻きだした泥を積み上げるのだが、裏山から絶え間なく水が流れ込み、
その泥があっという間に水分を含む。
そうなると、足元をとられやすくなるし、一輪車の操作も手こずる。

重機のオペレーターさんは、水を掻き出し、土砂を素早くトラックに載せてくれるので、
土方作業をしている私らはとても助かる。人には人の、機械には機械の仕事がある。
このオペレーターさん、相当の手練れで、まるで自分の手のようにユンボを扱う。
Uさんと二人見入っていた。見ていて飽きることがない。


↓ 黒川にはいたるところにこんな景色が広がっている。