毎日がドラマ

長崎から福岡に引っ越しをしてテレビが壊れ
そのままテレビ無しの生活になった。
ネットの無料配信サービスで見たいと思うものは
ある程度見ることができる。
が、あまり見ることはない。
特にドラマなどは忍耐力が必要なので見ない。
「不適切にもほどがある」は見た。


さてドラマである。
俺様の日常はドラマに溢れている。例えば学童の仕事。
志保ちゃん(仮名)は1年生。笑顔がカワイくて体も大きい。
「3年生になったらアイドルになる!」と元気な発言。
自分が一人で5名の1年生を見守っていたら
突然その志保ちゃんが泣き出した。慌てるパートオヤジ。
専任の先生は食事休憩。一時間は帰ってこない。
声をかけて理由を尋ねると「ママがいい」・・・
それはオヤジは解決できません。
幼稚園から小学校に上がり、今日は朝から夕方まで
一日学童にいる。
夕方まで市役所で仕事をしているママには会う事はできない。
学童は平日なら長くても5時間だから、丸一日ここにいることを
考えるとさびしくなったのだろう。志保ちゃんの目から涙があふれた。
なだめるために本を読んだあげたり、ゲームに誘ったり
色々と手を尽くしたが効果はない。
他の児童はみなそれぞれ楽しく遊んでいて
その中の女児が心配して声をかけても返事は「イヤ」「ママがいい」
結局専任の先生が帰ってきて、抱っこしながらあやしていたら
10分ほどで泣き止んだ。これは男性パートにはできない。
対象が男児なら可能だけど。


大人にはそれぞれ事情があるから子供を学童に預ける。
子供はある程度理解しても、どこかで感情のコントロールが
効かなくなる時がある。
子供には子供の事情があるのだろう。


その後志保ちゃんは気持ちが安定して、
いつものように明るく友達と遊んでいたが、
母親が迎えに来たら矢のようにすっ飛んでいった。


一枚目はアメリカロウバイ 
二枚目はシャクナゲ 「スーパーローディ」
シャクナゲは花が終わったらすぐに摘み取りお礼肥え。