ハナズオウ


ハナズオウ。
ピンクはどこにでもある。
白色は久留米に来て初めて対面した。
私が住んでいる草野という町は、どの家も庭が広く、
凝った作りではないがそれぞれたくさんの種類の庭木を植えている。
栽培して販売している(育苗の仕事)人も多い。
昨年の春、そんなご近所でこの花を見つけた時は、驚いた。
「白は見たことがないぞ」
更におどろいたことに、私はその家のご主人に
「このハナズオウの株を一つ分けてくれませんか?」と
言ってしまった。初対面なのに。そしていただいた。無料で。
ちゃんと根付いてくれて、この春無事に花を咲かせた。バンザイ!
ハンザイではない。




十二単(ジュウニヒトエ)=アジュガ

紫の穂のような花をつける十二単は、
わずか一年でこんなに広がった。
他にピンクの花もあるが、この色が一番ポピュラー。

御衣黄桜(ギョイコウザクラ)



嬉野市の吉田にある横竹ダムに友人と出かけた。
見ごろを迎えた御衣黄桜を求めて。
当日昼食の後、久留米を出るときに高良山の「久留米つつじ公園」に立ち寄ったが、
あいにくまだほとんど開花しておらず、そのまま嬉野へ向かう。
途中、空腹を覚えたので鹿島のカフェにて小腹を満たす。
キッシュとフレンチトースト、コーヒー。
鹿島に来たのだからと、鹿島稲荷を訪問。奥の院まで”登山”。
参道のお店に売られているモノが時代がかっていて、不思議な感覚。
こんなモン並べて商売になるの?と思わせる品々。んん・・・ま、いいか。
そのあと、山道を横竹ダムへ。
以前来たときは嬉野方面から上ったので、鹿島からのルートは不案内だったが、
何とかたどり着いて、御衣黄桜とご対面。
花の色と葉の色が似ているので、ボンヤリした感じがあるが、
花を手に取って「見る」と、やはり美しい。
ポッテリした感じがなんとも優雅。
時間が遅かったせいか、ひと気が全くない。


ソメイヨシノなら・・・と思うのは野暮だからね。