久留米市 国道210号線を東へ

久留米市を東西に貫く国道210号線を東へ走り、日野曽根交差点を南へ500m。
道は県道151号線へとつながり5kmほど走ると、わが草野小学校がある。
(ちなみに、私の出身校ではありません)
そのまま走り続けると、うきは市へ繋がり、そこから南に山越えすると八女市星野村へ。
北に向かうと筑後川を越え、その先は朝倉市杷木。
この県道151号線沿いには花木を植えている家や、
植木の栽培を生業にしている人が結構いる。
特に草野の隣町、田主丸(カッパで有名)と、うきは市は、果物の産地でも超有名。
3月から4月、そしてGWにかけてはこの151号線沿いの
いたるところに花が咲き乱れ、少しドライブするだけで立派な花見ができる。
三月の終わりごろからからサクラが咲き始め、モウレン、ハナズオウ、
リキュウバイやヤマザクラそして今はつつじ、ハナミズキ、オオデマリが満開。

そしてシャクナゲは別格美しさを放っている。
足元には菜の花に始まってシバザクラやユキヤナギ、次から次へと花が咲く。
地元の人にとっては当たり前の風景だろうが、花好きにはたまらない季節である。
画像は自宅付近で撮影したもの。一番下は柿の若葉。

庭仕事をしていたら・・・来客あり

数日前の午前中、いつものように庭仕事をしていたら、
見知った顔(だけど誰かはわからない)の年配男性が声をかけてきた。
「ボタンがきれいに咲いてますね。」とかなんとか。
拙者すかさず、「中に入れらよ。ささ、庭の中へ。」といざなう。
「外からは見えませぬが、こちら側にも数多のボタンが咲いておりまする。」
  
・・・・しばらくボタン談義。(中略)


話の途中で、向こうが私の名前を知っていたので、どこでお会いしましたか?と
尋ねると、昨年体育委員を一緒にしていたことが判明。道理で見た顔だと思った。


その方はお花の先生(草月流)をされていて、今は生徒は教えていらっしゃらない。
地元のイベントなどで花を飾ることがあるそうで、
先月の椿祭りでも、大きな竹のオブジェ?を作られたそうな。
ご自宅の庭も、実は私も通りすがりで見たことがあった。


見た目(普通のお爺さん)からは全く想像できないお方でした。(失礼)

花の名は、ミヤコワスレ。どちらも同じ花。
白い花も、地植えした当座は薄紫だったが、三年目でとうとう白色に。

ある日のボランティアで・・・

昨年、農作業系のボランティアに参加した時のこと。
参加者は全部で10名程度。
ある20代の男性(A)と自分、他数人のグループで梨畑の泥出し作業。
畑に入り込んだ流土をスコップで掘り出し、一輪車で搬出する。
流土の下は元の黒い畑の土で、これは掘り出してはいけない。
二種類の土は色が全く違うので、間違うことはない。
しかしこの兄ちゃんA、何度言ってもこの黒い土を掘り出す。
もちろん命令口調ではなく、「~してくださいね。」とお願い口調で。
(ボランティアは仕事ではないですから。)
他のメンバーも「黒い土は掘らないでね~」と優しく伝えるが、
その時は理解しても、しばらくするとまた同じことを繰り返す。


「お前、なめとんのか!!」と心の中で毒づきながらも、
「もしかしたらこの人、こちらのいう事を理解できない人なのか?」
という思いが湧いてくる。何かしらの問題を抱えてる可能性がある。
そうなると、こちらがいくらキリキリしても意味がない。
指示するのはやめた。


休憩時間に彼と話をしたが、どこか反応が薄い人だった。
単に私のことが嫌いだったのかもしれないし、
興味がない事には全く反応しない人なのかもしれない。
帰りの車の中で一緒に作業した人に聞いたら、
やっぱり彼らにも同じ様子だった。


ボランティアにはいろんな人が来る。